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東大院 工学系研究科 数学対策・解答

工学系研究科一般教育科目の数学の対策情報を提供します。

 

院試勉強をいつから始めるか 

私の場合、東大工学部から工学系研究科への受験で
いちばん多いタイプの受験生でした。

外部生はいつから勉強を始めるのかわかりませんが、
内部生がどのように院試を意識して勉強するのか
についてすこし書こうと思います。

当然のことながら院試は内部生が有利です。
それは特に学科別の科目で現れます。

私の場合受験科目は、
・工学系研究科一般教養科目 数学
・TOEFL ITP
・学科の試験
で、配点は1:1:2でした。

このことを知ったのは意外と遅く、
4年生の4月。つまり、受験日から数か月前です。

院試を意識し始めたのは、
3年生の夏休み頃でしょうか。
このころは研究室も決まっておらず、
どの専攻の試験を受けるか確定できなかったので、
とりあえず必要になるであろうTOEFL ITPの対策をしようと思い、
参考書を購入しました。

でも夏休みは遊びたかったので1,2ページくらい問題を解いて放置していました。

4年に上がる直前の春休み再び意識し始めました。
今度は研究室もある程度決まっていたので、
どの科目が必要になるか分かっていました。

ただ春休みもやっぱり遊びたかったので、TOEFLの参考書は依然放置状態でした。

居室と自分の机が与えられてから、暇な時間に数学を解いたりしていましたが、
結局院試勉強を本格的に取り組みはじめたのは7月中旬、
中間発表が終わってからです。

途中勉強できる時間もありましたが、先輩の点数開示を見て
この点数でいいなら別にひと月前からで十分だなと思ってしまったわけです。

ちなみに先輩の得点率はだいたい、
・数学 7~8割 (簡単な年だった)
・英語 7割 (あまり差がつかない)
・学科基礎科目 5~6割 (難しめの年だった)
といった感じでした。
最低点は噂では合計で5割程度らしいです。


周りの雰囲気から見ても、私の学科の内部生はだいたいこんな感じでした。
内部生有利の要因の一つとして、
4年夏学期の演習系と題した院試対策授業があることも挙げられます。
ある教授がいうことには、
「最近外部生に負ける先輩が多い」とのこと。

正直私の視点からみても、学科の勉強をあまりにサボってるように
見える人は確かに院試対策に十分な時間をとる外部生に負けそうだと思えました。

私も当然ある程度の危機感はあったので、さすがに1か月前からは
ある程度本気で勉強しました。

数学が好きだったので、ほかの人よりも多めに時間をかけてしまった感
はありますが、だいたいバランスよく対策できたと思っています。

具体的には、
TOEFLは
・TOEFL ITPテスト:公式の過去問。高かった。

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をとりあえずやって、残り1週間くらい時間が余ったので、

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を毎日30分やりました。解答シートにミスプリがあってイラッとしましたが、
残りの期間を埋めるにはちょうどいい教材でした。

まぁ結果から言ってしまうと、
あんまり成長は感じられなかったし、一番差がつきにくい科目なので、
そこまで時間をかけることもなかったなぁといったところです。
精神衛生上は毎日解くことに意味があったかもしれませんが。

リスニングが難しいのでその対策は少なくともした方がいいと感じました。



数学は別の記事でも書きましたが、
過去問8年分じっくり解いて知識を埋めなおし、
それから本番までは例の黄色い本から適当に問題選んで解いてました。
過去問を解いてからだと、
これでてもおかしくないなぁというのはなんとなくわかります。

過去問は最新4年分は普通に工学系研究科のサイトからDL、
H18,19は研究室にあって、H20,21は探すのが面倒だったので
買いに行きました。
あまりうちの学科は数学のシケプリが潤ってなかったです。
(それも解答を作ろうと思ったきっかけの一つです)

学科の基礎科目は、
過去問の一部をすでに夏学期の演習授業で解いていたので、
一ヶ月前はよくある対策法ですが、
学科に入ってから受けた授業の試験問題を解きなおしてました。

院試過去問は2,3年分解いて、なんか解けないのがおおくて
精神的に嫌だったので解くのをやめました。

別の人は、過去問をひたすら解いていたようですが、
どうやら私の方法の方が効率はよかったようです。

内部生が有利になるように問題が作られるんだから、
外部生にも手に入る院試の過去問解くよりも、
内部生が一度解いたことのあるような試験問題をメインに対策した方が
広く浅く復習できるので当然のことかもしれません。


このように勉強した後、外部生の視点になって考えてみると、
専門科目はどうしても内部生有利になってしまうので、
外部、内部のあまり関係ないTOEFLと数学の対策が
内部生に比べて重要になると思われます。



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Category: 雑談

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